近代中国は、アヘン戦争を皮切りに度重なる戦争を余儀なくされ、国運を賭けて西方列強と日本に対抗した。いっぽう、清末の旧体制を維持させながら、自強運動を展開し西洋の近代科学技術を導入して国力の増強を目指した。東アジア全体に目を広げれば、関係各国が同じく西力東漸の衝撃を受けながら、それぞれ違った対応を取ったことにより独自の変容を遂げ、その関係は大きく揺れ動いていた。
浙江工商大学東方語言文化学院は、その前身が浙江工商大学日本語言文化学院で、2015年にアラビア語学科を新たに設立したことにより現在の名称に変更された。2004年に設立されてから12年の歳月しか経ていないが、人材育成・学術研究・社会貢献に大いに力を注ぎ飛躍的な発展を遂げた。学術研究の面においては、その内容が歴史・言語・文学などの多岐にわたり、そのうち特に近代中国と東アジアの関係に対して多くの研究を蓄積してきた。このたび、近年に発見された新たな史料または従来の史料に対する新たな解釈に基づき、新しい視点を用いて近代中国と東アジアの関係及び文化交流の歴史を再検討するべく、本シンポジウムを開催する運びとなった次第である。
関係者各位におかれましては、ご多忙とは存じますが、是非ご参加・ご報告を賜りますよう、ご案内申し上げます。
日時:2016年11月18日(金)~11月21日(月)(到着11月18日、解散11月21日)
主催:浙江工商大学東方語言文化学院(杭州市下沙学正街18号、郵編310018)
会場:同大学内
使用言語:中国語または日本語に限ります。
宿泊:杭州市江干区経済技術開発区27号大街301号 歌江維嘉大酒店 (会場より徒歩5分、電話:0571-28080807)
申込:別紙にてお申し込みください。参加申込書の提出締切日は2016年7月20日(水)です。発表予稿の提出締切日は2016年9月30日(金)です。
費用:交通費は自己負担、宿泊費(上限3泊)は主催者が負担いたします。食費は招待宴会を除き実費にてご負担いただきます。資料代は徴収いたしません。
以上
浙江工商大学東方語言文化学院
院長 王宝平
2016年6月1日
担当者:陳維(chenwei1985630@hotmail.com)
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