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松浦章教授による「五洲フォーラム」講座
( 発表時間:2017-03-16 アクセス:次)

  20161121日夜、日本関西大学の松浦章教授を本学の「五洲講壇」の講師として招き、東方語言文化学院の会議室にて、本学院の学生および教員を対象に「唐船から中国帆船研究へ」をテーマに、講座を開いた。今回の講座は東方語言文化学院の院長王宝平教授が司会を務めた。

  松浦章教授は、1947年日本奈良県に生まれ、現在は日本関西大学文学部教授である。中国の水運歴史を研究する第一人であり、かつて以下のさまざまの職を歴任した。関西大学東西学術研究所の所長、アジア文化交流センター長、中国社会科学近代史研究所社会研究センター特別招聘研究員などである。松浦教授は航運、貿易、漂流船、海賊、海商などをテーマとし、中国大陸、日本、琉球、中国台湾、朝鮮について数々の研究成果を積み上げてきた。30以上の学術著作を出版し、100篇あまりの学術論文を発表した。その代表作は『清代内河水運史の研究』、『清代海外貿易史の研究』、『清代帆船と中日文化交流』、『清代上海沙船航運業史の研究』などである。

  松浦教授は講座を通じ、自分の50年の研究生活を振り返り、自分の研究方法を余すところなく伝授してくださった。また、若い学生たちに対して優しく丁寧に教え諭してくださった。教授は1969年に関西大学文学部歴史学科を卒業後、上海、寧波などの中国南方の港湾都市を訪れたのを契機に、中国の帆船及び貿易研究に興味を寄せるようになった。その後、日本、琉球、朝鮮の中国帆船漂流に関する資料を発掘、活用し、『清代海外貿易史の研究』を編纂した。1989年にはこの論文で文学博士の学位を取った。研究分野は中日の貿易から中国の商船へと移り、さらに中国海上貿易の経営形態、内陸運送及び中国と海外諸国の関係史に焦点を絞っていくようになる。そして2011年には文学交渉学の博士学位も取得した。

  松浦教授は、中国の水運に関する多くの貴重な写真を活用し、ユーモアも交えた非常にわかりやすい講義であったので、大いに好評を博した。講座終了後、本院に関わる多くの博士を育成くださった功績を称えるために、小懇談会を開いた。

        翻訳者:史 娅娅   小三