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「実務エリート教室」シリーズ講演―外交事務に必要な素養および通訳の実践について―
( 発表時間:2017-03-16 アクセス:次)

  2016年11月23日午前、本学院は経済ビル225号室でシリーズ講演を開催した。今回の講演者は浙江省人民政府外交事務機関の王敏副処長で、本学日中翻訳研究所の賈臨宇所長が司会を務めた。今回の「実務エリート教室」において、外交事務のベテランである王氏は、外交事務に必要な素養および通訳の実践をめぐって、学生達と大いに語り合った。

 王氏はまず、日本語の基本的な知識として、正しい発音方法及び五十音図の熟知などの重要性を強調した。続いて、通訳・翻訳に関する特徴と問題点を挙げ、解説がなされた。翻訳とは、文学作品また文字を訳すものであり、通訳とは、実際のコミュニケーションである。外事活動において、公報・公約・条約・協定などの外交書類を作成する場合には翻訳が必要となる。会見・招待・会談・交渉・講演・訪問などの場合には通訳が不可欠である、と。さらに、王敏さんは中国語を日本語に訳す、あるいは日本語を中国語に訳す際の特徴及び問題点を取り上げ、説明した。に訳す際に難しい点について詳しく紹介した。一番難しいのは、政治的用語・特殊な用語・料理名・諺・成語・古詩・古詞などである。二番目は中国語の曖昧さ・伝統的文化・漢方医学・京劇・思想などである。三番目は日本語の表し方・書き言葉・話し言葉・敬語などである。言葉を適切に使うこと、きれいに発音すること、異なった文化を理解することなどが翻訳の前提として無くてはならないと繰り返し力説した。また同時に、学生達に激励および未来に向けての期待の言葉をかけた。

 この「実務エリート教室」シリーズ講演は、理論と実践の結び付きを強めることによって、学生達の創造力を育み、本学全体の人材育成の質を高めていく実践教育改革の推進が目的である。今回の王氏の講演を通して、学生達は外交事務に必要な素養というものを知り、通訳の実践についての経験を聞き、そしてそれらを吸収し、啓発される格好の機会となった。

                                     翻訳者 張静 王婷