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学院について
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日本言語文化学院は、浙江省では初めての研究面と教育面、両面重視型の日本語学部である。機構的には下部教育研究機関として、日本言語文学系、アラビア言語文化系、基礎日本語教研室、日本言語文学大学院、東アジア研究院、日本文化研究所、中日文化比較研究所、中日翻訳研究所などが設けられている。本年、アラビア言語文化系においては教育部門の展開を図るべく、当局の学部専門審査を通過したところである。

本学部は教学経験豊富な教師陣を擁しており、その陣容はまさに浙江省随一と言える。現在、専任の教員が28名在籍し、その内訳は博士指導教官3名、教授6名、助教授11名などとなっており、博士は実に20名を数える(博士課程在籍者を含む)。ほかに日本人教師が4名在籍している。本学部の高級職称(注:中国では業界ごとに職能に応じてランク分けして資格を与えるシステムがある)を保持する者、及び博士の数は全省の同種の教育機構でも屈指である。大多数の中国人教師は海外の名門大学に留学或いは在職したことがあり、高い日本語のレベルと豊かな教育経験を有している。また本学部は長年にわたり日本の専門家を招聘して講演会その他の教育交流イベントを行っている。

教育内容についてであるが、本学部は基礎言語教育を重視し、低学年の学生対象に「聴く、話す、読む、書く」の4つの能力の伸長をめざす基礎演習課程を設置している。また、高学年では浙江工商大学の専門性と本学部の特性を活かして、日本経済と貿易、歴史文化、ビジネスマナー、旅行日本語などの実用的な課程も設置し、ハイレベルな複合型人材の養成を図っている。

上記の機構、陣容および実践が評価され、2011年、本学部は中国の大学の日本語学部中、11位にランクされた。(武書連のランキングによる)。

続いて、本学部教師陣の優れた研究成果について紹介する。本学部の教師による著書として中日両国で出版された書籍は100冊余(訳著を含む)を数える。その中でも言語文学系の『核心日語』、『日語語法与修辞研究』、『日語写作入門』、『日語口語速成』及び歴史文化系の『日本文化』、『日本歴史』、『唐視野中的隋唐使』、『中国史籍中的日本人形象』、『清代中日学术交流研究』は特に優れた出版物として、国内外の研究者から高い評価を得ている。また今日までに、23の国家レベル(教育部を含む)の課題、40の省レベルの課題、10の市レベルの課題、11の日本の学会、基金及び財団の課題について研究がなされ、多大な成果を挙げている。近年の研究活動としては「道教と日本文化(2004年11月)」、「従日資企業経営看中日文化差異(2006年2月)」、「中国文献中の日本画像資料(2006年3月)」、「書籍の道と文化の交流(2006年9月)」、「東アジア漢文学研究――回顧と展望(2011年10月)」、「東アジア文化交流――東アジア世界での韓国(2012年)」、「第六回中国大学教師日本歴史文化セミナー(2012年)」、「東アジアの思想と文化(2013年)」、「文化の衝突と融合――東アジアの視点から(2013年)」、「第十二回東アジア比較文化国際シンポジュウム(2014年)」などの国際シンポジウムの開催があり、いずれも好評を博している。また、日本の集英社などの友好団体の支援で、毎年北京大学などと「中国高校日本作文コンクール」を共催し、こちらも大きな反響を呼んでいる。

最後に国際交流についてであるが、本学部は対外交流、対外協力を重視し、日本の各大学との相互交流および日中学術研究活動を積極的に推進している。留学や交流活動によって「学生の日本への渡航率100%」という目標の達成も近いところとなっている。具体的には、愛媛大学、二松学舍大学、静岡理工科大学、四天王寺国際佛教大学、国文学研究資料館、神奈川大学国家重点研究基地、早稻田大学宗教文化研究所、武藏野学院大学等の大学および学術研究機構に対して大学間あるいは学部間の相互学術交流協定を結び、毎年60名あまりの学生を日本に留学させ、より高度で専門的な知識と能力を身につけさせている。また、この国際協力は本学部の学術及び科学研究のレベルを高めることにも大きく寄与している。さらに、交流の一環として、本学部の図書館には早稲田大学文庫、成城大学文庫、集英社文庫等の名称で様々な分野の書籍が取り揃えられている。日本語の原語の書籍は5万冊を超え、中国国内の同種の教育機関の中では屈指の図書館と言える。


翻訳者  麻思宇