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二松学舎大学江藤茂博教授 集中讲义《日本文化研究导论》
发布日期:2013-09-25 阅读:
江藤茂博  二松学舎大学文学部国文学科教授
国文学科主任(2006年~2008年
文学部長(2009年~現在)・
文学研究科長(2011年~現在)・)
 
主要著書
単著
「映像批評の方法」(彩流社 1995年12月)
「時をかける少女たち」(彩流社 2001年1月)
「文章力をアップさせる80の法則」(すばる社 2001年9月)
「映画 テレビドラマ 原作文芸データブック」(勉誠出版 2005年7月)
「オタク文化と蔓延するニセモノビジネス」(戎光祥出版 2008年10月)
「20世紀メディア年表」(双文社出版 2009年2月)
 
□      編共著(個人での編集担当、執筆、共著者と出版)
「宝塚歌劇団スタディーズ」(戎光祥出版 2007年9月)
 
□      A共編著(複数人での編集担当、執筆、共著者と出版)
「大学活用術」(松柏社 2005年4月)
「アロマテラピー読本」(青山社 2010年9月)
「大学生のための文学レッスン」(三省堂 2011年6月)
「メディア文化論」(ナカニシヤ書店 2013年3月)
 
□      B共編著(複数人での編集担当、執筆、共著者と出版/横溝正史研究本)
「横溝正史研究 創刊号」 (戎光祥出版 2009年4月)
「横溝正史研究 二号」  (戎光祥出版 2010年8月)
「横溝正史研究 三号」  (戎光祥出版 2010年9月)
「横溝正史研究 四号」  (戎光祥出版 2013年2月)
「横溝正史研究 五号」  (戎光祥出版 2013年3月)
 
□      共訳著
『チャールズ・ガラードの「ジョン・ファウルズの小説と映画」』(松柏社 2002年2月)
 
□      中国語に翻訳された論文
角川文庫版「筒井康隆 時をかける少女」の解説文(江藤茂博 2006.5)が中国語に翻訳されて、「筒井康隆 穿越肘空的少女」(上海世紀出版 2009年7月)に「江藤茂博 穿越肘空的少女之文采」として掲載された。
 
○学術論文、そのほか:上記の著書内容以外に、有島武郎や芥川龍之介を中心に日本近現代文学関係の論文が40本程度。
日本近現代作家に関する、事典項目執筆や年表作成、コラムや文庫本解説など40件程度。また、大学受験用国語・小論文参考書10冊程度出版。
○      外部資金:文部科学省科学研究費個人一件、共同二件、マイクロソフト社一件、アロマテラピー環境協会一件(現在)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
浙江工商大学シラバス2013
 
 
 
「現代日本文化の研究 −文化テクストの諸相と批評理論」
全36コマ(一コマ45分×36)
                              担当 江藤茂博
講義目的 1980年前後から現代までの日本文化が持つさまざまな文化テクストの紹介や物語分析を重ねながら、既存の日本研究との学問的な関連やその応用への可能性を追求していく。併せて、文学文化研究の方法論と日本の大学の人文学研究の現在を紹介する。
 
 
講義目次−
 
序論  1970年代~現代のメディア文化史と文学研究
 
第一講 文学
No.1 現代日本文学史
No.2 村上春樹文学の出発     −小説「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」
No.3 80年代の村上春樹文学  −小説「ダンス・ダンス・ダンス」
No.4 90年代以降の日本文学Ⅰ −江國香織の小説「デューク」
No.5 90年代以降の日本文学Ⅱ −嶽本野ばらの小説「下妻物語」と映画化作品
 
第二講 アニメーション
No.6 アニメーションの歴史と文化
No.7 押井守「攻殻機動隊」Ⅰ −マンガとテレビアニメーション
No.8 押井守「攻殻機動隊」Ⅱ −映画化とその後
No.9 新海誠「ほしのこえ」Ⅰ −アニメーションとメディアミクス
No.10 新海誠「ほしのこえ」Ⅱ −「ほしのこえ」から「言の葉の庭」
 
第三講 マンガ
No.11 マンガの歴史と文化
No.12 少女マンガ     -手塚治虫「リボンの騎士」
No.13 マンガの可能性   -マンガ「花より男子」と映像化
No.14 マンガ研究批評論  -記号表現論と物語論
 
第四講 映画
No.15 日本映画の歴史と文化
No.16 黒澤明と小津安二郎 -映画研究の出発と展開
No.17 映像表現の文学性Ⅰ –映画「about love」の物語表現
No.18 映像表現の文学性Ⅱ –映画「about love」の比較文化
 
第五講 テレビドラマ
No.19 テレビドラマの歴史と文化
No.20 テレビドラマの表現Ⅰ -80年代のテレビドラマ
No.21 テレビドラマの表現Ⅱ -岩井俊二「打ち上げ花火」の物語構造
No.22 連続ドラマという表現 -90年代日本のテレビドラマ
 
第六講 ミステリー
No.23 ミステリーの歴史と文化
No.24 横溝正史のミステリーと映像化
No.25 ミステリーの映像化Ⅰ -ドラマ「ストロベリーナイト」
No.26 ミステリーの映像化Ⅱ -ドラマ「時効警察」
 
第七講 サブカルチャー
No.27  オタク文化論 -映画「七人のおたく」
No.28 ライトノベル -小説「涼宮ハルヒの憂鬱」
No.29 ゲーム・コスプレ・同人誌
 
第八講 観光
No.30 文学と観光        -文学館とイベント
No.31 映画・テレビドラマと観光 -横溝正史ミステリー
No.32 文学散歩と聖地巡礼    -文学テクストと観光
 
第九講 まとめ
No.33 大学とサブカルチャー -オタク文化論の登場
No.34 大学と研究教育    -大学の大衆化と学問の方向
No.35 補論 出版文化論   -出版を巡る状況の変化
 
 
 
講義内容
 
序論  1970年代~現代のメディア文化史と文学研究
○高度成長期を経て、敗戦から25年を過ぎた日本では、世代的にも新しい現代文化が広がっていた。たとえば象徴的な表現を使うならば、そこにはテレビ文化的なものが影響を持った新しい映像文化が登場し、それと重なるように物語表現のスタイルも変容していく。また、文学研究にもパラダイム変換が生まれようとしていた。
 
No.1 現代日本文学史
○20世紀後半、第二次世界大戦後の日本文学の隆盛と、それを支えた文化的な状況を概観し、その歴史的展開としての現代の日本文学の状況について言及する。特に、文芸メディアが支えた文化、文芸メディアとそれ以外の表現メディアとの関係、文芸メディアの多様化に焦点を絞って考察する。
 
No.2 村上春樹文学の出発   −小説「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」
○村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」(1979)とその直後の作「1973年のピンボール」(1980)を題材に、村上春樹文学の出発と70年代の末の日本の文化状況を考察する。70年の学生運動とその後の学生文化の状況に言及しながら、特にサブカルチャー隆盛に向けての時代背景を考えたい。
 
No.3 80年代の村上春樹文学 −小説「ダンス・ダンス・ダンス」
○80年代末に出版された村上春樹の小説「ダンス・ダンス・ダンス」(1988)を題材に、ここでは80年代日本経済のバブルと社会状況、特にその影響を受けた日本文化状況を考える。ネット時代到来前のメディア文化の様相を、その後の表現文化との関係で考察する。
 
No.4 90年代以降の日本文学Ⅰ −江國香織の小説「デューク」
○著名な短編小説である江國香織「デューク」(1989)を題材にして、文学に現れた日本の文化的な背景と、80年代以降に日本に紹介された批評理論の具体的な紹介を試みる。短編として完成度の高い構成と、組み込まれた東京という都市空間の特色を合わせて読み解くことで、文学解読の技法を紹介したい。
 
No.5 90年代以降の日本文学Ⅱ −嶽本野ばらの小説「下妻物語」と映画化作品
○「下妻物語」(2002)を題材に、現代日本文学のさまざまな方向性を紹介すると共に、東京以外の都市文化を考察する。さらにファッション文化やキッチュ(まがいもの)の現代的な有り様を、歴史的に解説すると共に、その映像化作品を紹介し、映像の物語分析を加えたい。
 
No.6 アニメーションの歴史と文化
○アニメーションの歴史を概観し、日本のアニメーション特質に触れる。題材としては、東映動画の作品、60年代のテレビアニメーション作品を紹介する。その後の70年代末アニメーション文化の展開に触れ、ジブリ、細田守ら人気アニメーションの現在に言及する。
 
No.7 押井守「攻殻機動隊」Ⅰ −マンガとアニメーション
○士郎正宗マンガ「攻殻機動隊」(1991)の表現世界と、押井守によるアニメーション化(1995)さらに神山健治によるテレビアニメ(2002)について、それら物語表現の特質を考察する。さらに、メディア変化の展開と、その物語背景としてのメディア文化について言及する。
 
No.8 押井守「攻殻機動隊」Ⅱ −映画化とその後
○アニメーション映画「攻殻機動隊」からオリジナル映画作品「イノセンス」(2004)への展開に触れながら、その物語構造を分析する。さらに、その背景としての、日本のSF小説及びテレビアニメーション「鉄腕アトム」(1963)以降の近未来アニメーションの歴史を概観する。
 
No.9 新海誠「ほしのこえ」Ⅰ −アニメーションとメディアミクス
○個人製作のアニメーション作品として注目された新海誠「ほしのこえ」(2002)の紹介と、それを先行とするその後の「ほしのこえ」作品群を検証しながら、2000年代のメディアミクス戦略を考察する。
 
No.10 新海誠「ほしのこえ」Ⅱ −「ほしのこえ」から「言の葉の庭」
○出発となった「ほしのこえ」(2002)から最新作「言の葉の庭」(2013)までのアニメーション作家新海誠の展開を、個々のアニメーション作品の具体的な物語構造を分析することで、表現特性を考察する。併せて、アニメーション表現一般の特性と、分析の方法論の可能性を検証する。
 
No.11 マンガの歴史と文化
○日本漫画の近代の歴史及び日本的な発達の歴史を概観し、現代のマンガ文化の現在を概観する。具体的には、貸本屋漫画、少年誌漫画、少年週刊誌漫画の展開と、少女マンガの登場を、1970年代までの歴史と特質を考察する。
 
No.12 少女マンガ     -手塚治虫「リボンの騎士」
○手塚治虫の漫画世界と作品のひとつである「リボンの騎士」(1953)の紹介を中心に、漫画文化の現在に言及する。特に、「リボンの騎士」以降の少女マンガの歴史的展開と、70年代以降の少女マンガの代表的な作品とその独特な文法を考察紹介する。
 
No.13 マンガの可能性   -マンガ「花より男子」と映像化
○神尾葉子の漫画「花より男子」(1992)を題材に、その物語特性と文化的背景を概観する。さらに、映画化(1995、2008)、テレビドラマ化(台湾「流星花園」2001、日本2005、韓国2009、中国「一起来看流星雨」11?)、ゲーム化(2001、2008)という展開を考察しながら、少女マンガというジャンルの表現特性とメディアミクス化の文化的背景を検証する。
 
No.14 マンガ研究批評論  -記号表現論と物語論
○1970年代以降のマンガの研究史を概観しながら、評論家や研究者による主要なマンガ研究書を紹介する。さらに、マンガ批評からマンガ研究へと推移していくなかで生まれたマンガ研究の特性と現在について言及する。
 
No.15 日本映画の歴史と文化
○日本映画の歴史を、1960年前後の黄金期を中心に概観する。ここでは特に、映画文化の展開、新しく展開するテレビ文化による映画文化の衰退を、メディア文化史の展開として考える。
 
No.16 黒澤明と小津安二郎 -映画研究の出発と展開
○日本の映画を代表する黒澤明映画「羅生門」(1950)と小津安二郎映画「東京物語」(1953)とを紹介し、その映像表現の特性を考察する。さらにそれぞれの映画研究を案内しながら、映画研究の方法を検証する。併せて、写真研究にも触れるつもりである。
 
No.17 映像表現の文学性Ⅰ –映画「about love」の物語表現
○映画「about love/関於愛」(2005)の物語表現の分析を題材に、映像の物語研究の具体的な方法を紹介する。特に、映像表現の物語特性と、映像表現における言語表現の役割とその効果について説明する。
 
No.18 映像表現の文学性Ⅱ –映画「about love」の比較文化
○映画「about love/関於愛」(2005)の物語表現の分析を題材に、21世紀アジア文化の状況を考察する。特に、日本におけるアジア文化の在り様を、都市文化論的な考察を加えることで、検証したい。
 
No.19 テレビドラマの歴史と文化
○日本のテレビ放送技術の歴史、1950年代以降のテレビドラマの登場と展開の歴史を概観する。テレビというメディア表現の特性とテレビ放送による物語表現との関係を軸に、テレビドラマとテレビアニメの表現史、および批評研究の歴史を検証する。
 
No.20 テレビドラマの表現Ⅰ -80年代のテレビドラマ
○80年代のテレビドラマによる、出版、映画等と結びついたメディアミクス戦略を概観する。併せて、80年代テレビドラマを脚本家山田太一「男たちの旅路」(1976-1982)や倉本聡「北の国から」(1981-2002)の仕事に触れながら、テレビドラマ研究の方法に言及する。
 
No.21 テレビドラマの表現Ⅱ -岩井俊二「打ち上げ花火」の物語構造
○テレビドラマとして高い評価を受けた岩井俊二「打ち上げ花火」(1994)を題材に、物語構造の分析を通して、映像批評・研究の方法を紹介する。特に、映像における子供表現の物語特性を考察したい。さらに映画「LOVELETTER」(1995)の物語構造との比較にも言及したい。
 
No.22 連続ドラマという表現 -90年代日本のテレビドラマ
○メディアミクス戦略として、時代状況の反映としてのドラマとして、2000年前後までのテレビドラマを考察する。特に、柴門ふみ原作マンガのテレビドラマ化「東京ラブストリー」(1991)以降の、テレビドラマそのほかの「純愛」に言及する。
 
No.23 ミステリーの歴史と文化
○江戸川乱歩に言及しながら、1920年代日本の探偵小説誕生期から、第二次世界大戦後の推理小説ブーム、高度成長期の社会派ミステリーのブームなどを紹介し、日本のミステリー文化を紹介する。
 
No.24 横溝正史のミステリーと映像化
○角川映画と横溝正史のミステリー小説によるメディアミクス戦略の概要を、「犬神家の一族」(1976)その他を取り上げながら、紹介する。さらに、横溝正史の小説を原作とする映画やテレビドラマが評価された時代状況に言及したい。
 
No.25 ミステリーの映像化Ⅰ -ドラマ「ストロベリーナイト」
○映像と現代ミステリー作品との関係を、誉田哲也原作小説と連続テレビドラマの「ストロベリーナイト」(2012)を取り上げて考察する。さらに、映像表現によるミステリージャンルとの物語特性の相関関係について、歴史的に言及したい。
 
No.26 ミステリーの映像化Ⅱ -ドラマ「時効警察」
○物語におけるパロディについて、連続テレビドラマ「時効警察」(2006)を題材に考察する。ドラマに使われた素材を検証することで、パロディの構図だけでなく、社会的な背景を明らかにしながら、時代性を提示したい。
 
No.27  オタク文化論 -映画「七人のおたく」
○若者文化において、オタク文化の誕生と展開とを文化史的に跡づけする。さらに、映画「七人のおたく」(1992)を資料として、国際的にも有名となったオタク文化の具体的な展開と現在とを紹介する。
 
No.28 ライトノベル -小説「涼宮ハルヒの憂鬱」
○子供向け読み物の歴史から、ここでは具体的に谷川流の小説「涼宮ハルヒの憂鬱」(2003)を取り上げて、ライトノベルの歴史と文化を紹介するとともに、アニメーション化作品(2006)に言及する。
 
No.29 ゲーム・コスプレ・同人誌
○オタク文化を代表するゲーム・コスプレ・同人誌の歴史と文化とその現在とを概観する。コミックマーケットという同人誌即売イベントの歴史や芸能化していった地下アイドル文化についても言及したい。
 
No.30 文学と観光        -文学館とイベント
○日本各地にある文学館の成立と機能について紹介する。具体的な文学館と実施されるイベントなどを紹介し、併せて文学研究や地方行政そして観光事業との関係について言及したい。
 
No.31 映画・テレビドラマと観光 -横溝正史ミステリー
○「おとこはつらいよ」(1969-1995)シリーズやミステリー系のテレビドラマを紹介しながら、旅行観光との関係を考察する。特に、70年代から80年代の横溝正史ミステリーブームを取り上げて、原作者横溝正史の逗留していた倉敷市との観光事業を紹介する。
 
No.32 文学散歩と聖地巡礼    -文学テクストと観光
○文学散歩という観光ジャンルの現在と自治体および図書館の関係を紹介する。さらに、観光という行動が文学テクストの解読行為と同じ力学を生むものであることに言及しながら、観光学と文学研究の重なりと、聖地巡礼というブームの分析を試みたい。
 
No.33 大学とサブカルチャー -オタク文化論の登場
○1996年の東京大学でのオタク文化論の登場を紹介し、大学におけるサブカルチャー系研究の動向について触れながら、当該領域の研究教育の可能性について考察する。アニメーション学会やマンガ学会と、既存の表現に関する各学会の関係などにも言及したい。
 
 
No.34 大学と研究教育    -大学の大衆化と人文学の方向
○大衆化が進む日本の大学事情と、大学における人文学系研究教育の現在を紹介する。さらに、現在の日本文学研究の動向について触れながら、本講座で解説した学問ジャンルや文化テクスト研究の可能性と再構築の方向性について、必要な文献や施設とは何かということに言及したい。
 
No.35 補論 出版文化論   -出版を巡る状況の変化
○メディア文化を支えてきた出版文化の、現在の出版システムを概観する。そうしたシステムが、これまで学問研究とどのよう関連しているのかについて言及したい。
 
 
 
 
 
上一条: 2011级专业硕士(日语笔译)论文预答辩通知 2013-10-22
下一条: 2011级硕士学位论文予答辩分组安排 2013-09-19

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